≫ 他に例のない驚異的なダウンフォース値を実現

KTM X-BOW の第一の開発目標は最高速ではない。ダイナミックでユニークなドライバビリティーの実現。これが X-BOW のデザインコンセプトであった。レースコンストラクター、ダラーラの長期に亘る風洞試験の末、X-BOW に突出した空力性能を得るに至った。もっとも特徴的なのはシャシー下面の造形であろう。フラットなアンダーフロアにリアディフューザーを装備し、空力性能を徹底的に考慮したフロントエンドと相まって車体底面の気流をコントロールする。ディフューザー効率をより高めるためにリアサスペンションのリンクポイントもデザイン上、可能な限り上方にマウントされている。

X-BOW は時速200km走行時、200kgという驚異的なダウンフォース値を得るに至った。これは他のスーパースポーツカーの約3倍にあたる数値である。この驚異的なダウンフォースを得た高性能なシャシーはコーナリングスピードを劇的に向上させている。公道を走る車として1.5G もの横Gを発生させるスポーツカーなど X-BOW を置いては他に無いだろう。