≫ パワーユニットにはアウディTFSIエンジンを採用

エンジンの開発に当たり KTM はアウディからの全面的な開発支援を得た。軽量かつ高出力、高度なテクノロジーを注がれたこの4気筒 TFSI エンジンこそ X-BOW のパワーユニットに相応しいだろう。

このエンジンの特徴は水冷インタークーラー内蔵の直噴ターボを採用していることにあるだろう。アウディはこの高度に熟成された TFSI エンジンをもって幾度もル・マン24時間レースを制してきた。レース直系のテクノロジーが X-BOW のパワーユニットに採用されているのである。
また燃費面でも TFSI エンジンは良好だ。従来のポート噴射方式に比べ燃費は格段に向上し、頻繁に使用されるパーシャル域での燃料消費も劇的に抑えられている。

TFS Iエンジンは30〜110気圧という高圧のガソリンをインジェクターからスワール旋回流を利用しシリンダー内に噴射する。
インテーク側のカムシャフト(Continuously variable intake camshaft)は常にシリンダー内圧を最適にし、ポンピングロスを低減すると共にいかなる速度域でもトルクが得られるようになっている。
内蔵された2つのバランサーシャフトにより振動を抑え、結果エンジンの信頼性の向上にも寄与。

■アウディ TFSI エンジンの特徴
・(シリンダーが)ロングストローク
・ 4バルブ
・ 最大トルク310nmを2000〜5500回転の広回転域で発生
・ 最大出力177kW(240hp)を5500回転で発生

■トランスミッションの特徴
・ マニュアル6速(VW/アウディグループ製)
・ LSDはオプションで取り付け可能
・ 駆動方式は MR(Mid-engine/Rear-drive)