≫ ダラーラ(Dallara)のレーステクノロジーをフィードバック

カーボンファイバーモノコックは長年、F1 の安全対策のためのものであった。公道に於いては一部の超高級スポーツカーにしか採用されてこなかった。KTMはこのカーボンファイバーモノコックを初めてX-BOW クラスの車種に展開する。

カーボンモノコックの開発にあたって KTM は Dallara(ダラーラ)に協力を仰ぐ。Dallara はイタリア北部に位置するバラノ(Varano)(イタリア・パルマの近く)に拠点を置くカーボンテクノロジーで定評あるレーシングコンストラクターで、軽量かつ堅牢なコンポーネントの開発のエキスパートでもあった。X-BOW のカーボンモノコックは軽量なだけでなく、クラッシュボックス構造の採用により安全性の向上にも寄与した。クラッシュボックスとは自らが潰れることで衝撃を吸収するショックアブソーバーの役割を担っており、例を挙げると X-BOW のリア・センター排気がクラッシュボックスの一つである。

ドライビングシートとパッセンジャーシートにはレース界で定評あるシュロス(Schroth)製4点シートベルトが奢られており、更なる安全性の向上を果たしている。モノコックとデザイン上巧みに融合したロールバーは、安全面だけでなくこのモダンな外観上の特徴の一つともなっている。